天皇陛下の即位の礼後に、五穀豊穣を感謝し、その継続を祈る一代一度の大嘗祭が行われ、即位の礼・大嘗祭と一連の儀式を併せて「御大礼」又は「御大典」とも称され、この石塔は大正天皇が即位された時に記念植樹を行った際のものです。

大正四年十一月のものであることが判ります。


天下泰平や国土安全等の文字が確認できます。

また、反対側には寛政十一年十一月の文字も確認できます。寛政11年とは、西暦1799年です。

南八幡宮のあるこの場所は、かつては武州多摩郡堀之内村と言われていたことが分かります。


秋葉大権現の文字が確認できます。

現在の秋葉台辺りにあった秋葉様を移転し、合祀しています。

武州多摩郡堀之内村という文字の他に、江戸麹町三丁目山下という文字が見て取れます。